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西オーストラリア・パースで働くダイビングインストラクターのブログです。ダイビング、海の生き物、ダイビングインストラクターの情報を発信していきますので、宜しくお願いします。
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2011年06月14日

船酔いとポールのカレー

船酔い、つらいですね。経験がある方は分かると思いますが、
本当につらいです。(泣)

ダイビングインストラクターとして仕事をする上で、
お客さんが船酔いする場合もあるし、自分が船酔いする場合もあります。

ダイビングインストラクターを目指す方の悩みに、

「船酔いをしやすい自分がインストラクターになれるのか?」というのがあります。

自分が船酔いしてしまえば仕事にならないし、お客さんに迷惑をかけてしまいます。

私が一緒に働いてきたインストラクターの中にも
船酔いに悩まされていた方がたくさんいました。

私の意見は
船酔いは克服できる。
インストラクターは船酔いするほうがいい。
理由は船酔いしたお客様の気持ちが分かり、
予防や対処方法も教えることができるからです。


私も船酔いをしていました。
とくにひどかった船酔いは、ワーキングホリデーでパースに来たばかりのころ、アブロホスアイランドへの3泊4日のツアーのことでした。


これアブロホスの写真ですicon15



このアブロホス諸島のツアーでアドバンズコースを受講しました。
初めてのディープ、ナイト、そして見たことがない珊瑚の素晴らしさに感動し、なんと同じツアーに再度申し込んで2回目のアブロホスツアーでした。
(ワーホリに来たばかりでまだ多少お金に余裕があったのです) 

ツアー最終日、2本目のダイビングを終え、ボートはアブロホス諸島から
港のあるジェラルトンに向かいます。
この日は午後から天候が崩れることが予想されたので、
早めに2本潜り、港へ帰ることになりました。

その前にランチです。

このツアーの食事は
ダイブマスター兼シェフのポールが全部作ってくれます。

陽気なおじいさんで、
日本から来たばかりの私にもとてもやさしくしてくれました。

ボートの狭いキッチンを使い、よくこんな料理が作れるなーと感心するくらいおいしい食事を3食食べさせてくれました。

そのポールが作ってくれた3種類のカレーがこのツアー最後の食事でした。

めちゃくちゃおいしくて、
特にカレーが大好きな私はがつがつ何杯も食べたのでした。←意地汚い

はい、皆さん もう分かりましたね。これが大きな間違いでした。

帰りのボートは荒れに荒れました。
ジェラルトンまで3時間です。
いつもはどんと座り余裕で
足で操船しているスキッパーのレイも
このときは真剣に舵輪を握り、
スピードを調整しながら大きな波を越えていました。
(転覆するのではないかと思うくらい揺れました)

私はというと、船の一番後ろで必死に船酔いと戦っていました。

せっかく食べたカレーを出したくない。←おいおい

男としてこんなみっともないところを見せるわけに行かない
こう見えても俺は九州男児、おじいちゃんは漁師だーーーー。

しかし、そんな無駄な決意とは裏腹にお昼に食べたカレーは、
なぜかおじやとなって海に放出されていったのでした。 ←キャーーー

他のお客さんやスタッフもことごとくおじやを排出するなか、
少し余裕が生まれた私は信じられないものを見てしまったのです。

それは、必死で船を操船しているレイの隣で、
ソファーに横になって本を読んでいるポールの姿でした。←キャーー


「えーーー、あんた人間じゃねーーー」


このときから私はポールを尊敬し、
いつか俺もボートの上で本を読んでやると
心に誓ったのでした。

この数ヵ月後、私はインストラクターして、
レイやポールのもとで働き始めたのでした。

続く。。。。





目指せポール ←???







  


Posted by DIVE OCEANS Perth at 17:08Comments(4)ワーキングホリデーの日々