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西オーストラリア・パースで働くダイビングインストラクターのブログです。ダイビング、海の生き物、ダイビングインストラクターの情報を発信していきますので、宜しくお願いします。
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2011年07月21日

究極の愛 タっちゃん

以前のブログでチョウチンアンコウの「究極の寄生」に関して、
人間のオスの皆さんから様々なご意見を頂きました。

「マジで?」
「悲しい」
「メスは鬼」
「楽でいい」
「オスとして、ちょっとうらやましい」
「カマキリのオスよりはマシ」
「人間のオスよりはマシ」
                 ・・・・・などなど。

しかし、これは人間のオスから見た考え方であり、
実際にチョウチンアンコウのオスが
どう考えているのかはわかりません。


一度機会があれば聞いてみたいですね。
案外彼らはそれで幸せなのかも知れませんね。

さて、本日は水中の愛の形として!!
パースではとても身近な『タツノオトシゴの愛』
について書いていたいと思います。



タツノオトシゴは英語でSea horse(海の馬)と呼ばれています。

いつも思うのですが、彼ら(英語圏)の
海の生物の名前のつけ方には愛が感じられません。
何でもSEAをつければいいと思っているようです。
Sea lion,
Sea dragon,
Sea star,
Sea slug
Sea acorn,
Sea cucumber,
Sea fan,
Sea hare,
Sea lettuce,などなど。。。。。

閑話休題

私は、タツノオトシゴ(=以下タッちゃん)の
愛の物語を是非チョウチンアンコウのメスに伝えたい。


タッちゃんはあんな形していますが、魚の仲間なのです。
そしてタッちゃんは魚の中ではとても珍しく一夫一婦制だそうです。
なんと、一生にたった一匹のパートナーとだけ結ばれます。(おっおおー)


しかも、
オスが自分のお腹にある袋(育児嚢)で子供を育てます。
メスは卵をこの袋へ産み付けます。
オスは卵が孵化して、
その後成長して稚魚になるまで!!自分のお腹で子供たちの面倒をみます。


ある程度子供が大きくなったら、
オスはその袋から子供たちを大海原へ送り出します。
その姿はオスは出産しているようにみえます。

大人のタッちゃんと同じ形で子供が出てきます。とてもかわいいですよ。


タッちゃんは、あまり多くの卵を産みません。
しかし、オスが育児嚢の中で大きく育てるので、
生存の確率が高くなります。


チョウチンアンコウとは明らかに違いますが、
タツノオトシゴのオスとメスが協力して子孫を残すために考えた戦略です。


パースでは近くのビーチでダイビング中に
かなりの確率でタッちゃんに会うことができます。
彼らの愛の物語を知って出逢うとさらに
Happy Divingになると思います。

そしてできればタッちゃんのオスにも
本音を聞いていたいと思います。
本当に一生に一人だけでいいの? ← えっ、そっち?

続く
  


Posted by DIVE OCEANS Perth at 13:40Comments(6)ダイビング情報