プロフィール
DIVE OCEANS Perth
DIVE OCEANS Perth
西オーストラリア・パースで働くダイビングインストラクターのブログです。ダイビング、海の生き物、ダイビングインストラクターの情報を発信していきますので、宜しくお願いします。
We're protecting the ocean
オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE

2011年08月15日

号泣

オットセイの保育園の続きです。

調子に乗ってわれ先に海に飛び込んだ私の左手に激痛が走りました。

「痛ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

左手には、、、、青い触手が、、、、

「こ、これはもしかしてクラゲちゃん、
しかも、カツオちゃーーーーーーーーーーーーん」

周りをよく見てみると私の周りには
青い物体がぷかぷかとたくさん浮いています。

いつの間にかカツオノエボシに取り囲まれていました。 
なぜ?こんなとこにこんなにいっぱい?

私は普段からグローブをつけません。
そのためにカツオノエボシの触手を触ってしまいました。
グローブさえしていれば問題なかったのです。(泣)

そこで、準備をしているダイバーに水面から声をかけ
「おーいみんなクラゲちゃんがいるから、グローブしてーー」と叫びました。

それを聞いていた現地のガイドがちょっと私を馬鹿にしたような感じで、

「大丈夫ですよー、ここのクラゲは大丈夫です」などといいながら
グローブをせずに飛び込みました。
「痛ーーーーーーーーーーーーーーー」 ←だから言ったのに。

後から聞いてみると、
このガイドさんは今までアルバニー周辺で
カツオノエボシを見たことがなかったそうです。

だから私がクラゲ、くらげと騒いでいても、
いつものミズクラゲくらいにしか思っていなかったようです。

さて、
カツオノエボシに刺された私は、
楽しみにしていたオットセイどころではなく、
ジンジンとする耐え難い痛みと戦いながら
お客さんと一緒にダイビングを続けていました。

もちろん水中にオットセイたちが遊びに来てくれて楽しいのですが、
左手がだんだん痺れだして、
その痺れが腕、肩、胸のほうへ上がってきました。

ダイビングを行いながら、
もしかしてクラゲの毒が心臓にまわって
このまま死んでしまうんではないかと思っていました。

そしてその痺れが全身に回ってもうだめだと思ったとき、
重大な事実に気がついたのです。

重大な事実 →ドライスーツに空気が入ってない→ ただのスーツスクイズ → クラゲの毒ではない →死なない→ただの勘違い →インストラクター失格→ただのアホ
                                        
※ ドライスーツは中に水が入ってこない作りになっているので暖かいのですが、
  スーツの中に、タンクから空気を送りこんで水圧による締め付けを防ぐ必要があります。

アホインストラクターは、痛みのあまりそれを忘れていたのです。
クラゲの毒ではなく、スーツの締め付け(スクイズ)によって痺れていたのです。

ドライスーツに空気を入れ、
生命の危機(?)から脱した私は
まだまだ続いている左手の痛みと
戦いながらなんとかダイビングを終了しました。

Albanyにある水中ウェブカメラ↓ ここからご覧下さい


そこからが地獄でした。

耐え難い痛みがずーーーと続きました。

カツオノエボシに刺されたときは、
ハコクラゲのようにお酢をかけていけません。
淡水もだめです。
まずは触手を海水で洗い流し取り除いてください。
それから冷やして病院に行けと書いてありますが ←どこに?

私の経験から言うと、冷水はだめです。痛すぎます。
自分が耐えられるくらいの熱さのお湯が最適です。

刺された場所が冷えてくると、
痛みがひどくなります。
大の大人がうなるくらいの痛みです。
(痛みで泣きました)

しかし、

お湯の中に手を入れると、
うそのようにその痛みがなくなります。

でもそのお湯の温度が下がっていくと
痛みも再び酷くなってきます。

ちなみに病院にいっても何もしてくれません。

病院に電話をして状況を説明したのですが、
病院に来ても何もできないから我慢してと言われました。
我慢してればそのうち治ると。
(オーストラリアの医者は鬼です。)

一人で宿に戻った私はお湯を沸かし、
それを片手なべの中に入れ、
左手をそこに突っ込んでベッドで寝ていました。

お湯の温度が下がるたびに痛くなるので、熟睡はできず、
トイレに移動するときも鍋に左手を突っ込んでいる状態です。←情けない

痛みが引いてきたのは夕方くらいでした。
お湯から出しても痛くなくなってきたので、ほっとしました。

夕方はみんなで魚釣りに出かけ、
そのあと晩御飯を作って食べました。

そのときにはもう元気になっていたのでビールやワインを飲みながら
「よーーし、クラゲの毒を内部からアルコール消毒だーー」などどほざいていました。


そして、その夜中、

左手の痛みで寝られなくなった事は言うまでもありません。(泣)

続く??


目指せ、ダイビングインストラクター


人気ブログランキングへ
同じカテゴリー(ダイビング情報)の記事画像
パース AB−1Grand Prix
ロブスターハンティングルール説明2015-2016
PADI サイドマウントダイバースペシャリティー
エビ獲りオヤジよりお知らせ
PADI ダイビングコースキャンペーン
テストドライブ
同じカテゴリー(ダイビング情報)の記事
 パース AB−1Grand Prix (2015-10-14 18:14)
 ロブスターハンティングルール説明2015-2016 (2015-10-04 18:34)
 PADI サイドマウントダイバースペシャリティー (2012-08-03 20:32)
 エビ獲りオヤジよりお知らせ (2012-04-30 20:25)
 PADI ダイビングコースキャンペーン (2011-12-12 16:03)
 テストドライブ (2011-12-06 22:57)

この記事へのコメント
「失敗は成功のもと」という言葉を思い出しました。
くらげの毒はどうすることも出来ないのですね・・・。刺されないように準備を怠らないこと。確かに教訓として覚えておきます☆

ウェブカム見ました!
美味しそうなお魚ちゃん達が泳いでますね♪
アルバニーはお天気が悪そうですね・・。波が高い!!
Posted by まむもむ at 2011年08月15日 15:29
いた~い!!
自分が刺された時の事を思い出しました。。
でも私のよりも痛そう(泣)

我慢しろ!?
鬼!
正に鬼です!!w

そこで飲んでしまったBossさんに乾杯っ♪
Posted by 小梅小梅 at 2011年08月16日 08:35
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
号泣
    コメント(2)