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西オーストラリア・パースで働くダイビングインストラクターのブログです。ダイビング、海の生き物、ダイビングインストラクターの情報を発信していきますので、宜しくお願いします。
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2011年10月28日

シャークアタック

Shark Attack について、
私が思っている事を書いてみたいと思います。

先週の土曜日、
パースのロットネストアイランドでダイバーがサメに襲われました。
アメリカのテキサス州からパースに来たばかりの方でした。
目撃情報のあったロットネストのビーチは一時封鎖され、
サメ狩りが行われましたがまだ捕まっていません。
(襲ったサメはホオジロザメだと考えられています)

最近、西オーストラリアではサメの被害が相次ぎ、
サーファー、ボディーボーダーが襲われています。
(ご冥福をお祈り致します。)

ダイビングを仕事にしている私にとって
ダイバーがサメに襲われたニュースはとてもショックです。
もちろん、実際に被害に遭われた本人やご家族に方の悲しみは
計り知れません。

私はダイビング中サメに会うことを期待しています。
サメに会うために色々な場所を訪れました。
Project AWAREのサメの保護に賛同し活動しています。

しかし、家族や友人がサメに襲われたら、
それでもサメを許す事が出来るでしょうか?

ダイビングを続けてサメに会いに行くでしょうか?

サメ狩りを止めてほしいと訴えるでしょうか?
(ロットネストでサメに襲われた方の家族はそう訴えています。)
難しいです。
正直、そのときにならないと分からないです。

サメだけが人間を襲っているわけではありません。
サメに襲われて死亡するより、
スズメ蜂に刺されて死亡する方が多いのも事実です。

本来人間が生活する場所ではない水中へ入って行くには
当然リスクが有ります。
毒を持った生き物が住み、
天候によっては波や流れが危険になる事もあります。

絶対安全などという保障はすることは出来ません。
そのリスクを理解した上で私たちは海に入り、
海の生き物たちとの出会いを楽しんでいます。

サメは悪くない、誰も悪くないのです。

もし、今後私がダイビング中にサメに襲われたり、
めちゃくちゃデカいロブスターとの死闘に破れた場合でも、 ←おいおい
私の家族や友人にはサメ狩りはしないように
言っておきたいと思います。サメを憎む必要はないのです。

人間がサメのことをもっと理解し、彼らの習性や生活のパターンが理解できれば
サメの被害を最小限にする事が出来ます。

ダイビング中にサメの被害を防ぐために
一般的にいわれていることをあげてみたいと思います。
◎ サメが多い海域でのダイビングを避ける
◎ 朝、夕方などサメが餌を取る時間帯を避ける。
◎ エントリー、エキジットの際、水面移動の時は大きな音を立てない
◎ 一人で潜らない。複数のダイバーと一緒にダイビングをする。
◎ 水中で怪我をした場合はすぐに上がる。排尿はしない。
◎ スペアフィッシングの獲物はすぐに引き上げる。
◎ 水中で大型のサメに出会ったら水底にじっとして動かない。
   行き過ぎるのを待って、素早くボートや岸に戻る。
◎ サメに出会ってもパニックにならない。

サメにとっても私たちは得体の知れない怖い存在です。
タンクを背負い、口から泡を吐き、変な音(呼吸音)がして
不細工な泳ぎをしている陸から来た未確認生物です。←それがあなた
そんな生物を好んで襲うとは考えられません。←確かに。

サメは臆病で自分の事を強い生物だとは思っていないといいます。

獲物が逃げるから自分の方が強いと認識し襲って来ます。
パニックにならず、堂々としていればサメの方もリスクを冒してまで
わざわざこの陸から来た未確認生物を
襲ってくる必要は無いと思います。 

また、最近はサメ除けの器具が売られています。
Shark Shieldは、
サメが嫌いな特定の電子波形を利用し、
Shark Shieldの装着者の周囲に電界のバリアーを形成します。
この電界でサメの電気感覚器官(ロレンチー二器官)を
刺激してサメを遠ざけるものです。
ダイバー用やサーファー用などが売られています。

最近の研究によると多くのサメには色覚がなく
背景とのコントラストで判断している可能性が高いと言われています。
ダイバーのウェットスーツをサメからコントラストが小さく見えて
サメを寄せ付けにくいものを開発すればい、サメの被害を防ぐ事が出来るかもしれません。

また、昔からサメはウミヘビを襲わないので、
ウミヘビのような白黒のストライプのウェットスーツが効果があると言われていました。
(あまり着たくないですが)
サメがコントラストで獲物を探しているのであれば、
白と黒のストライプは確かに効果があるかもしれませんね。

長くなりましたが
今後もサメについてこのブログでご紹介して行きたいと思っています。



続く。。


目指せ、ダイビングインストラクター

DIVE OCEANS

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Posted by DIVE OCEANS Perth at 08:16│Comments(2)ひとりごと
この記事へのコメント
物事には両面あると、常々思っています。
皆が両方良くなる方向で考えれば、もっと平和になるのにな・・・と。。
なんだか、とても考えさせられた記事でした。
サメさんもダイバーさんもハッピーになれる方法を、考えて実行していかないといけないですね。
サメさんの事だけではなく、世の中のすべての事象がそうあってほしいと思います。
「思いやりの心」、改めて大切だな、、と感じました^^)
Posted by まむもむ at 2011年10月28日 09:40
まむもむさん、
コメントありがとうございます。
ダイバーは、海の生き物の世界に入れてもらっているので謙虚にならないと行けないですね。お互いがお互いを尊重できる世界になればいいなーと思います。
Posted by DIVE OCEANS PerthDIVE OCEANS Perth at 2011年10月29日 11:03
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    コメント(2)